ワーミ―とエレクトリックマンドリン [楽器・機材]
前から興味のある機材だったのですが、なんといってもデカい(笑 なので敬遠してたのですが小型のものができたので入手してみました。 DIGITECH Whammy Ricochet というやつです。ご存位の方も多いかと思いますが、もともとワーミ―はペダルが付いているモデルが一般的ですが、これが大胆にもそのペダルを無くしたもの。ボディ下のスイッチがペダルの役目をするのですが、演奏中に微妙な調整をするものでなければ意外とイケます。で、サンプル音源なのですが、ワーミ―らしいプレイはせずに(笑 Rickenbacker のエレクトリックマンドリンにオクターブ下の音を足してミックスして出力。追従性を験したモノです。
https://soundcloud.com/tamagawa-onkyo/to-play-161106-digitech-whammy-ricochet-and-rickenbacker-electric-mandolin-5002v58-demo
使っていて気が付きましたが、この音色って通常使う音色として面白んじゃないかと思いました。エレクトリックマンドリンの音色は、迫力を出そうとディストーション系のエフェクトなどを使うと音が「軽く」なる気がします。それを狙う場合以外は実はあんまり出番がありません。アンサンブルで有効な音色になりそうなので少し研究してみることにしました。
フリーズ・・・(冷汗 [楽器・機材]
いつものようにサンプル音源のレコーディング中・・・久しぶりに来ました!いきなりのフリーズ。先日も知人と「いやあ最近はPCも安定してるから安心だねえ」とか話してたばかりなのに・・・であります。とりあえずいくつか対処法を試してみるも(最近はトラブルシューティングもネットでみれますし、こういう時にiPadはすこぶる便利)、にっちもさっちもいかず仕方なく強制終了とあいなりました。確かに細かいメンテなどもせず使いっぱなしだったのが悪いのですが。
そんなワケで久しぶりにあれこれチェックしてみると、いろいろマズイところがあるようなので手順どおりに検証と修復をば。これが思いのほか時間がかかり、結局半日仕事でした。やはりこういう事はマメにやっておくに限りますね。
それでネット検索していて気が付いたのですが、またもやMacOSがバージョンアップしているようで(今度はSierra とかいうらしい)、そういう時代なのでしょうがちょっと慌ただしすぎやしませんかねえ。わが家のOSは古いままなので、すでに3世代遅れになってしまいました。そういうのが好きな人はともかく、僕のような人間はPCなんてただの録音機材ですから、じっくり使わせてもらいたいものです。
テレキャスターの話 [楽器・機材]
テレキャスターを買ってしまいました(笑) ギターとマンドリン都合3本を手放して丁度資金があったのと、久々にテレキャスターが気になっていたからでした。昔(20代前半ですから遥か昔)、かなり長い期間テレキャスターをメインギターにしていました。当然フェンダージャパンでしたが、少しずつ改造していってネックはムーン、ペグはグロ―バー、ピックアップはフロントがディマジオのPAF、リアはビル・ローレンス・・・とまあ、元から残っているのはボディだけ(笑)というシロモノで。さらに演奏性を高めるため、自分でコンター加工までしていました。所謂「歌モノ」のロックバンドをやっていたのですが、解散を期になんとなくテレキャスターを使いたくなくなってしまい、いつしか手放してしまいました。
ただまあ歳をとったからか、またぞろあのシンプルな感じが懐かしくなってきたのでした。しかし暫く見ないうちにラインアップが様変わりしていてどれを買ったものか迷いました。カスタムショップが買えれば話は簡単ですがそこまでの予算は無い。いろいろ情報を集めたり、ちょこちょこ試奏したりしているうち今回の1本に遭遇したのです。正式なモデル名は「Fender MEX Classic Player Baja '60s Telecaster」というものです。名前からもわかるようにメキシコ製です。メキシコ製は出始めた当初は仕上げにいろいろ問題ありましたが、久しぶりに手にすると随分と品質が向上しているように見えました。セレクターも4Wayなので、センターとフロントピックアップのシリーズ接続の音がなかなかガッツのある音を出してくれますし、他の音もかなり良い感じでした。そして「色」。「Faded Sonic Blue」という色ですが、これは所持しているストラトのカラーと同じなのです。ストラトはフェンダー製ではなくSonic製のカスタムメイドなのですが、この色が個人的にはとても気に入っています。
なんというか・・・昔のスバルの色みたいでしょ?ストラトのブルーは、もとから少しオールドっぽさを出すためにわざわざ経年変化の退色の感じを表現してありましたが、実際に20年数年の時間が経過しリアルに変色してしまってもはや「ブルー」とはいえませんが・・・
比べるとよく判りますね。
ともかく久々のテレキャスター、弾き込むほどにとてもしっくりきています。これは長く付き合えそうです。
ところでまったく話変わりますが、楽器屋まわりをしていた時に店員さんに聞いた話で、ここ数年テレキャスターが女性ギタリストに人気があるとか。確かにネット検索してみると「テレキャス女子」とかいう言葉まで。「なんでしょうねえ?」と店員さんに質問したら「形がかわいいとからしいですよー」ということらしいです。少なくとも、女子高生が学校で「ロイ・ブキャナンイケてるわー」とか「ダニー・ガットンまじでヤバいよー」とかいう会話をしているワケではないようですね(笑)最も彼女らのスマホのトップ画面がアルバート・コリンズだったりしたら、それはそれで怖いですけど。
MASF and Chase Bliss Audio [楽器・機材]
最近入したエフェクターで面白いモノをもう少し。MASFのCthornoscillator>というファズ、それからChase Bliss Audioの<Gravitas>というトレモロです。
まずMASFですが、これは過去に遭遇したファズのなかでも群を抜いています・・・変態度が(笑 ギターつながなくても自己発信でノイズマシン化するというのは最近はそう珍しい事ではないし、僕も1台持ってます。しかしこのブツの吹っ飛び具合は、かなり斜め上に向かっています。コントロールツマミが4つありますが、通常のエフェクターのように半時計周りに回していくと、該当の機能が強調されるという感じではないのです。どちらかといえば4つのツマミのの効果が干渉しあって音を作っているという感じです。一番わからなかったのは、ギターのボリュームを絞るとノイズ発信しまくるというもの(笑 どうなってるんでしょうねえ?
それからChase Bliss Audioですが、こちらはとにかくあらゆるタイプのトレモロがつくれます。さらに画像では見えませんが本体上部にディップスイッチがズラーっと並んでいて、これの組み合わせで特定のツマミにさららに効果を付加することができます。これは気持ちがいいです。
そんなワケで簡単なデモ。
https://soundcloud.com/tamagawa-onkyo/waterfoul-2-masf-and-chase-bliss-audio-demo
残念ながら、まだ機能を使いこなせていないのでこの程度ですがYoutubeなど見るとこんなものではないです。特にトレモロの潜在能力は物凄くて、とてもトレモロだけで作っている音だとは思えません。やっぱりハードウェアの機材は面白い!!
Red Panda [楽器・機材]
今回のアルバムでは、自分が聴こえている音(つまり必要な音)はできる限り詰め込んでしまいました(笑 結果、カラフルになり空間の広がりも出たとは思うのですが、2枚目の音は少し変えてみようと思っています。具体的には1曲の中で使用する楽器をできるだけ減らす事。理想としては基本2種類、多くても3種類までに抑えるつもり。
といういわけで、最近はギターの録音も所謂「かけ録り」することに興味があります。初めはBOSSのTE-2 Tera Echoを試した時になんとなく感じてはいたのですが、改めて探してみるとあるわあるわ(笑 特に海外の小さなメーカー(ほとんど個人制作のようなものも)からは、外観をみただけでゾクゾクするものがあります。難点は簡単に入手し難い事とお値段が高い事。お値段はまあもう納得するしかないのですが、音色についてはここでもYoutube動画に相当数のデモ演奏がアップロードされていますし、入手方法については楽器屋のネット販売の他、実はかのAmazonさんが意外な在庫を持っていたりします。そうやってコツコツ入手し中で一番可能性を感じている1台がこちらRed PandaというメーカーのParticle というブツ。簡単に説明するとディレイとピッチシフターが合体したものなのですがその効果たるや!!!!!です。
このエフェクターだけで1曲サンプルを録音してみました。
https://soundcloud.com/tamagawa-onkyo/waterfoul
複雑に絡みまくる音像はズーっと触っていたくなる中毒性があります。
やっぱりハードウェアにはなんともいえない魅力がありますね。
椅子 [楽器・機材]
レコ―ディング鋭意進行中ですが、残念ながら年内完成は難しそうです。単発だといいのですがやはりアルバム(7曲程ですが)となると、ある程度は統一感というか・・・まあそんなこんなでちょっと手こずったりしておるワケです。
さて今年ももう少しですが、10月ぐらいからいろんなモノ(場所)が壊れました。この家に住んで、すでに20年ですから当然といえば当然ですが・・・お風呂にはじまって、トイレ、洗面台、自転車、掃除機それから音楽部屋の椅子。これはまだ2年ぐらいですが、それらしいのを8000円ぐらいで買ったもので最近異音がするようになり、録音する時にマイクがひろってしまうようになっていました。やはり安物では・・・ということで少しばかり格上げしましたが、座り心地がまったく違います。やはりこういうものはケチったらいかんですね(笑 隠れた機材だと思います。僕はここでギター録音もするので、肘掛けが倒れるようになってないとまずいのですが、案外そういう椅子って少ないんですよ。
自転車も今迄は所謂スポーツタイプに乗っていましたが、今回は実用一点張りでごついヤツにしました。リアキャリアがついた自転車なんて久しぶりに乗ります。あと重いんですよこれが(笑
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バイオリンの弓を使ってみることにした [楽器・機材]
富樫雅彦・高柳昌行デュオのPULSATIONというアルバムを聴いていたら、突然「バイオリンの弓」を使ってみたくなりました。弓を使う事自体は、Jimmy Pageが有名ですし今更なのですが、高柳氏が奏法に導入されていたのはライブの画像など拝見した程度で、音源としてはあまり印象に残っていなかったのです。ただ前述のライブアルバムを聴いていて引っ掛かるものがあったのでした。
さっそくあれこれ調べたところ、昔と違って弓も随分とお手頃価格のものがあるようで(昔は本格的なものしかなくてちょっと試してみるには勇気がいりました)、もちろん練習用レベルですが用途が用途なので十分なのです。使い方なんかも今はYotubeやブログなどで丁寧に説明してくれている方々のおかげで、まったくの素人でもなんとか理解できました。おまけに僕はエレキにはフラットワウンドを使っているものが多かったのも丁度よかった。そんなワケでさっそく試したところ、なかなかいい感じで・・・使えそうです。
全く話かわりますが、Windowsを10にアップグレードしてみました。昨年windowsPCが壊れて、買いなおした時に8.1だったのですが、最近は起動するたび「10にしろよー」とうるさいもんで(笑 ただ何が変わったかといえば・・・正直よくわかりません(笑 目立った不具合も今のところはありませんので少し付き合ってみることにしました。音楽制作はMacなのですが、そちらのほうはMBPもiMacもMountain Lion(OS X v10.8 )のままです。こちらもつい最近 El Capitan(OS X v10.11)が発表になりWindows10と同じく無償アップグレードなのですが、はっきりいってDAWがらみのプラグインのインターフェイスを含めた外部機材を考えると恐ろしくてそうそうアップグレードできません。
なんというか・・・メーカーもこうしなければビジネスにならないのでしょうが、クリエイティブ云々を公言しているくせに、ユーザーのストレスになるような今のやり方は疑問です。もともと「金の無い奴は使うな」というスタンスでしたけどね(笑 使い慣れているのでMacが音楽制作のメインマシンであり続けるとは思いますが、iPhone含めAppleの製品やサービスにはまったく魅力を感じなくなりました。Windowsと同じでただの「道具」で「システム」です。さて今の制作環境がいつまで使えるやら・・・
BOSS SY-300 - 人柱とかそうではないとか(笑 - [楽器・機材]
前にお話ししたBOSS SY-300ですが・・・おやおや・・・なぜだかこんなところに!!!! まあ、買ってしまったワケですが(笑
ネットをみると初回入荷分は完売のところが多いようです(初回生産台数は少なかったようですね)。一応予約はいれたものの「多分初回は無理だから、実際はしばらく先・・・評判悪そうだったらキャンセルするか」とかセコい事を考えていたところ、発売日に楽器店より「確保できましたあああああああ!」という電話。うーむこうなったら仕方ありません(笑
平日は忙しくて、箱も開けずにいたのですが今日やっと開封し、いじってみることができました。とりあえずプリセットを一通り試してみた程度ですが、かなり面白いブツです。一番心配していたレイテンシーに関しては、まったく問題ありませんでした。音色に関しては、かなりのバリエーションがつくれそうです。特にアルペジエーター、スライサーと内蔵エフェクトの合わせ技で、かなり飛び道具的なところまでもっていけます。コード演奏に関しては、ジャラジャラとしたストロークは苦手のようですね。これはフィンガーピッキングでのコードワークにすれば問題なさそうです。音色づくりについては、階層も判りやすくセッティングしやすいです。演奏については、やはりギターが「減衰音」の楽器ですから、少し慣れが必要だと思います。
弾いていると音色によっては、つい「キーボード」的な感覚になって、音色が途切れてしまい「あれれ・・・」と。とりあえず今日はパッチを一つ組んで終了。サンプルを簡単な曲にして後日アップする予定です。
というワケで性能には満足ですが・・・一言・・・「高い、高いよー!(お値段が)」
BOSS SY-300 Guitar Synthesizer - これは・・・かなり気になる - [楽器・機材]
ライブ演奏でほとんどエフェクターを使わなくなってしまったので、新製品などもあまり興味が無くなっていたのですが・・・実は今かなり気になっている機材があります。ローランド(BOSSより)から今夏発売予定のギターシンセなのですが、これがかなりのポテンシャルを秘めているようなのです。なんといってもこれまで必須であった専用ピックアップが不要で、通常のエフェクターのようにギターからシールド1本で接続して使用できるというものです。上の動画はカッコよくできていますが、性能に関しては少し判りにくいのでこちらの動画を。
どうでしょう?スゴイですよね。特にレイテンシーがほとんど無さそうなところは感動的です。現行のギターシンセと違って、内蔵音源を鳴らすものではなく(なのでピアノの音で演奏したいとかはたぶん無理)、所謂アナログシンセに近い感じではないかと思います。どういう仕組みで音をセンシングしているかは「企業秘密」ということなのですが、これはもうかなり期待してもいい機材ではないでしょうか?
僕は性能を知る前に、このルックスだけで「おお!」と反応してしまったのですが(笑 ある年代の方には懐かしいカラーとフォルムですよね。Pat Metheny の足元にあったGR-300がまさにこの色、形(さすがに同じではないですが)でした。実はGR-300演奏してみた事があります。それはもうえらく大変な代物で、とてもじゃないけど使いこなせるとは思えませんでした。あれから数十年(笑 技術の進歩に感謝(問題はお値段・・・・)。
Standuino 3pi/2 [楽器・機材]
Youtubeで動画を見つけてからとても興味のあったシンセをひょんな事で入手できました。それほど高いものでもないのですが、なんせ生産台数が少ない(50台!)のでそもそもお目にかかれなかったのです。ヤフオクで1度みかけましたが、販売価格を大幅に上回るところまで値段が跳ね上がってしまい、その時はスルーしてしまったのでした。
さてこちらご存知の方も多いとは思いますが、「???」の方に参考になるような動画は・・・と探しまして、こちらが一番カッコいい使い方ではないかと。
サンプラー、リズムマシンと組み合わせての使用なので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが(笑 ちなみに MFB522も僕が使用している機材だったりします。
届いてからずーっと音を出していましたが、だんだんと(電子パーツの塊なのですが)アコースティック楽器のような気がしてきました。僕自身、アコースティックだエレクトリックだといった区分にもともと境界線みたいなものが希薄なのですが、「空気を伝わって鼓膜に届く音ならなんだって同じ」そんな感じです。
次のサンプルレコーディングは、これを使って即興、そしてブズーキの即興をオーバーダビングしてみようと思っています。