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<波紋>コンセプトの話 #5 [音楽]

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<纏め>
音楽はとにもかくにも自由でありたいと思っています。中学生の時ブラスバンドに入り、従兄がギターを貸してくれた時からボンやりとそう思ってたような気がしますね。九州のド田舎、インターネットなんぞ当然ありませんし、TVとラジオ、レコードと本だけが頼りでしたね。カッコつけるわけではないのですが、マイルスの<Kind of Blue>のLPレコードとスケールブックだけが頼りだったのです。当然理解の仕方なんざ支離滅裂。ただこの時「適当」ながらも自分で考えるクセはついたのかもしれません。
後になってもっときちんとしたメソッドや音源(ロック、ジャズ、民族音楽)に触れる機会も増え、それなりに理論や構造について知識は得ることはできました。民族音楽で微分音知った時は「24音階」とかつくってみたり(笑 ただそうやって情報をため込むうちになーんとなく不自由な感じがしてきまして。即興演奏という方法については、根拠もなく「これは絶対だ」と思っていましたが・・・

そういうワケで、我流ついでにメソッド(? まで考えてみようかという(笑 
かなり無茶なコンセプトなので、演奏された音楽が「ちゃんとした音楽に聴こえない」可能性もあります。その「ちゃんとしていない」側面もあるのが音楽なのかとも考えたりします。

では「今日の即興」です。



これはソロの音源に限った事ですが、自分の音源には「ベース」の音がありません。気がつけばベースレスの音源を造り始めて20年近くになります。ポピュラー音楽にベースの音って重要ですよね?そこがどうにも「引っかかる」のです。


新型コロナはまだまだ・・・のようです。自分はもともと引きこもり体質なので、たいして苦にもならないのですがね。仕事は電話がかかってこない分、スムーズです。
もうひと踏ん張りですかね。
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<波紋>コンセプトの話 #4 [音楽]

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<演奏のアイディア>
「演奏スタイル、アイディアは演奏者にまかせる」としましたが、「波紋コンセプト」としての演奏のアイディアを。前述した内容はグループでの演奏について記したものですが、ソロ演奏においての考え方でもあります。いいかえれば「グループ」は「ソロ」の集まりでもあり、「ソロ」でも「グループ」のつ考え方をすることもできます。まず前述した音楽の位置というものは、ソロ演奏においても内包することができます。「川」の話は複数での演奏の場というだけでなく、個人の考え方の話でもあるということです。
ここ数年自分が試している演奏方を書いてみます。
・音を「点」と考える。
・「点」には「動く点」と「止まる点」がある。
・スケールを複数ある。
・キーを複数ある。
・和音(コード)は無いものとする。・・・メイン楽器が弦楽器なので複数弦から同時に音が出ることはありますが和音として考えません。「同じタイミングで複数の点が存在する」ととらえます。そして「動く点と止まる点」があるわけです。
・テンポがある箇所とない箇所がある。
・小節数は変化する。・・・例えばフレーズを4小節は4/4でスタートしても、フレーズによっては3/4に変化したり、たとえば10/4とかもあります。

・・・とまあこんな感じで演奏しています。あくまで個人的な演奏方法ですが。

小さい事ですが触れておきます。
多摩川音響の音楽には必ずタイトルをつけます。テーマパートはあったりなかったりなのですが、タイトルやテーマ部があることで、演奏するトリガーになると考えています。前回とまったく違う演奏になるとしても、前の演奏をイメージすることで十分な意味があると思います。


今日はちょっと長くなってしまいました。
次回で終わりです。


で「今日の即興」をば。




ゴールデンウィークがスタートしましたが、自分は基本的に自粛、ひきこもっていようと思っています。いろんな情報が錯そうしていますが、とにもかくにも「未知のウィルス」なワケですから、今の段階では誰も正解をもっていない。ならば、最低限、一番わかりやすい対応をするべきかなのではないかなと考えます。
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<波紋>コンセプトの話 #3 [音楽]

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<演奏スタイル・理論>
基本的には「こういうスタイルで」と限定することはありません。演奏者が一番演奏したいスタイルでかまいません。もちろん他の演奏者の演奏に「寄せて」演奏したい場合はそうします。
音楽のジャンル(スタイル)というものは、スケール、コード、リズムといったものの複合体であると考えます。なので演奏者の個性を形成する要素を変える必要はありません。スケールについても、自分が演奏したい音列でかまいません。なので同時にペンタトニックとダイアトニックと無調(笑 が同時に存在することになります。リズムも同様です。そういうワケで、「ズレ」を補正することはしなくてもかまいません。<波紋>コンセプトでは異なった音楽を「融合」しません。個々の音楽がそのまま屹立することが理想です。


・・・ここまで。

そして「今日の即興」です。



テレワークの合間に。

さてコロナの感染者数はまったく減る気配もありません。東京は今日も100人オーバー。外出している人は確かに減っていますが・・・自分も朝犬の散歩、食料の買い出し、そして出社日もありますし、一歩も外にでないというワケにもいきません。ガランとした電車は確かに広々としていますが、帰宅途中の数人しかいない駅のホームや電車内は、夜だということもあってなんとなく薄ら寒いというか・・・ゾッとしませんね。

明日も出社日ですが、会社まで片道1時間。
いやあ・・・なかなかに・・・
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<波紋>コンセプトの話 #2 [音楽]

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これからの数回は、さっそく<波紋>コンセプトのお話を。基本的には狂人の戯言なわけで(笑 あれこれ前置きはやめときます。以前某SNSにてハーモロディクスコンセプト解析をやった時のノリですな。

<音楽を演奏する場所>
実際に演奏をする場所の事ではなく、概念としての場所ということです。以前と「たとえ」を変えましてまずは「川」をイメージしてみます。流れはあった方がいいですね。急流・激流でなくてもいいです。それなりに川幅もあって流れもあるという感じですか。この川が演奏する場所となります。川の流れは時間軸です。よく見ると川の流れは場所によって流れが違っています。ここに石を投げこみます。大きな石、小さな石があります。これがプレイヤーの出す「音」なワケです。

さて川にいろいろな波紋が広がりますが(とりあえずA、B、Cとします)、演奏者はこの波紋をいろいろなポジションで見る事ができます。プレイヤーAは自分の投げた波紋Aから、川岸から、川を俯瞰して・・・といろいろです。演奏者は演奏中様々なポジションを移動しながら音を出します。でも移動したくなければ移動しなくてもかまいません。ただし自分がどのポジションにいるのか意識的でいることが必要です。

川の流れは場所によって様々ですから、テンポも各々自由でかまいません。自由だからといって「合わせてはいけない」ということではないのでご注意を。

川幅は演奏者同士の距離感となります。プレイヤ―AとBが近くて同じ流れの中にいるなら、それは互いがインテンポで演奏していると考えます。少し離れた川岸に近い、流れが緩慢なところにいるプレイヤーCは、まったく別の演奏をしているということです。ただしプレイヤーCは「自分がどのポジションでどんな演奏をしているのか、AとBとの距離感はどの程度なのか」を意識する必要があります。もちろんAもBも同じ事を意識する必要があります。

そして川というのは平面です。つまり個々の楽器に「決められた役割」というものはありません。すべて等しい位置で演奏をします。

・・・という感じで初回はここまで。すでにヤバい感じがしますが(笑 いいのです(笑

そして「今日の即興」を。



演奏の最後の方、我が家の愛駄犬が乱入しております(笑 即興は録り直しはしないのでそのまま。


話変わって。

テレワークも2週目に突入。もともとパソコン相手のデスクワークなんでどこでやっても、あんまり変わらないというのが、とりあえずの感想。ただ曜日の感覚がぼんやりしますねえ。
感染拡大のニュースを見ていると、個人的にはとりあえずの目途がつくのに最低、今年一杯はかかりそうな気がします。


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<波紋>コンセプトの話 [音源]

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多摩川音響の音楽は「どのように即興していくか」が一番重要な要素・・・と以前のブログで書きました。なんとなくなんですが、今一度備忘録的につらつら書いてみようと思います。で、以前は<さざ波>コンセプトと自称してたワケなのですが(多摩川音響のライブに来ていただいた方が「さざ波のような音楽ですね」と評してくれたのでいただいた)、再度考えていたら少しニュアンスが違うような気がしました。なので<さざ波>改め<波紋>コンセプトとしました。

そして今日のインプロ。




さて、新型コロナですが東京は毎日100人越えとなっています。
会社は今週から本格的にテレワークが開始されました。やってみないとわかりませんが、自分の場合は週に1回出社するスケジュールです。ノートPCでのデザイン作業は少々やりにくいのですが・・・仕方ありません。

皆さんも十分にお気をつけてください。


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柿の木 [音源]

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週末。土日の温度差のせいで調子悪い。片頭痛はおこさずにすんだが、頭が重い。というものの春の訪れははっきりと。画像は柿の木。枇杷と同じく店で売っている柿を食べた後の種を植えたもの。10個ぐらい植えてみて芽を出した5つの中から1つだけ残した。冬の間は葉が落ちて棒みたいになっていたが、気がついたら新しい葉をだしていました。さてこいつはどこまで大きくなるか?

頭が重いので、ゆったりした曲をつくってみる。ブスーキとエレキギター。エレキギターはテレキャスター。アンシミュはストライモンです。




さて・・・東京都のコロナ感染者は143人。会社勤めの身としては怖いのは通勤電車。時差通勤などで前ほどの混雑ではないが、それでも十分に混んでいる。東京の混雑はいかんともしがたいかと。

この調子だと夏までの収束は難しいどころか、年内もギリギリのように思います。ともかく自分が罹患しないようできる限りの事をしつつ、音楽に向き合っていくしかないですな。



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