哀愁
今日は、デュオ音源へのオーバーダビングとミキシング。演奏のクオリティは上がっていていいのですが、その分ダビングする楽器の音をシビアにしないとどーもかみ合わないのです。とはいえここを越えないとリリースできないワケなので、とにかく詰めていきます。
最近音楽関係者の訃報が多いですね。今日は平尾昌晃氏。音楽的な影響は無いのですが、恥ずかしながら「必殺シリーズ」が好きで特に大好きな「必殺仕置屋稼業」DVDまで揃えてしまった(笑)テーマ曲だった「哀愁」という曲はとても印象深く残っています。なんというかフツーにムード歌謡(というのか)っぽい出だしなのですが、サビの展開がちょっと一ひねりなんですよね。当時中学生だった僕は(丁度ギターを弾きはじめた頃だったかと)、「これはスゴイものを発見した」と一人ほくそ笑んでいたのでした。
ヴォーカルバージョンもあるのですが、今回は敢えてインストを。
ご冥福をお祈りします。
・・・さて自分はあと何曲音源を残すことができるか。
Greek Bouzuki <ギリシャ・ブズーキ> [楽器]
サズの録音をしようとしていたら、ギリシャ・ブズーキが到着。先にこちらを録音することに。今回はLogicXを使用して24bit、96kHzを試してみる事も目的の一つ。マイク入力のセッティングからしてなんとなく勝手が違います(笑 サクサクいかないのは、どうにも調子がね。
とりあえず最低限のトラックをミックスしてなんとかまとめてみました。演奏はいつもの即興。なんかセッティングに集中力を削られ手癖っぽいかな?ここにはショートバージョンを。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
フルバージョンは、サウンドクラウドにアップしました。
https://soundcloud.com/tamagawa-onkyo/greek-bouzuki-demo
あ、なんか久さしぶりの更新(笑
ところで24bit、96kHzで録音したところ、マスターの音源は確かに良くなったような気がするのですが、結局wavファイルにしたりmp3にしたりと圧縮されると、ほとんど違いがわかりませんねえ。まあもう少しこのフォーマットでやってみましょう。
Cumbus saz <ジュンブシュ・サズ >到着 [楽器]
注文していたCumbus saz <ジュンブシュ・サズ >が到着しました。トルコから日本のバイヤーさんを通しての購入でしたが、発送手違い等あって随分かかってしまいました。でもしばらく弾いてみてこれは「アタリ」だと直感。待った甲斐がありました。ジュンブシュという楽器はボディが金属で表は革張り(というか樹脂製ですけど)の楽器です。近い楽器としてはバンジョーを想像してもらうと近いです。ジュンブシュは12弦ギターのような弦レイアウトなのですが、それにサズのネックを組み合わせたのがジュンブシュ・サズ という訳です。
なので3コース6弦となっています。生まれて初めて演奏した楽器ですが、ボディに重量があるせいで安定していてとても弾きやすいです。音色も実に味わい深い音で、テンションが低いのですがサスティンはそこそこあってかき鳴らす感じよりも音数少な目で演奏したくなる感じです。しかもこれなかなかにリーズナブルなんですよ(笑
そして実際録音もかねてLogic Xでレコーディング。音質も24bit、96kHzを試してみたのですが実際に録音してみるとなかなかに重い(笑 処理の一つ一つがワンテンポ、ツーテンポほど遅い。音質はクリアになって音が前に出る感じはありますが、そういったワケで今日はバックトラック制作まで。アコースティック楽器の録音は次回としました。これで一通りやってみてやはり重いようであれば、元の24bit、48kHzに戻すかもしれません。
やはり購入時にメモリを目いっぱい載せておくべきでした。