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小型撥弦楽器の話4 [楽器]

mp.jpg


さて何故にこの使い易いとはいえない楽器を使うのかということです。ちょっと偉そうに聞こえるかもしれませんが要は「制限をつける」ということでしょうか?

前回触れましたが、楽器に合わせたチューニングを決めるとどうしてもスケールの関係で普通のギターに比べてテンションが強くなり、さらにフラットワウンドを張っているのでサスティンも短くなます。弦の特性でディストーション系の音色も滑らかに伸びません。チョーキングで表情を付ける事も難しくなります。そうなると当然演奏方法も限られてきますので、その中でどう演奏するのか探っていく事で逆に表現が深まるように感じています。

画像はMp ukuleleという個人工房(だと思います)制作のエレクトリック・スチール・テナーウクレレです。実はこの週末に弦のゲージを見直してチューニングを変えました。これまではテナーサイズのスケールですと低い方からG、D、G、Cのチューニングにしていましたが、太い弦に変えることでC、G、C、Fにしました。さらに・・・

buku1.jpg


以前はこちらがCからのチューニングでしたが、こちらも太い弦に変更して今迄のテナーの1オクターブ下のG、D、G、Cにしました。おかげでさらに落ち着いたトーンに。

思いつくまま書いてきましたが、あまり誰もやってない分(当然・・・笑)面白い表現が隠れている気がしています。
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