ECMの音 - David Darling - [音楽]
オリジナル音源の方、ようやくすべてのオーバーダビングが終了。続いてミキシング、エディットの作業開始です。僕の場合、ダビングしたい楽器はすべてリアルタイムで演奏するのですが、やはり不要な部分はでてくるので編集でカットします。場合によっては丸ごとボツにするトラックもでてきます。以前は必要な部分だけダビングしていたのですが、「即興」で演奏している感じがだんだんと薄れていく感じがしたので、現在のやり方に変えました。
Anouar Brahemを聴いてから、なぜかECMの興味が再燃しまして(笑 我が家には2010年に発刊された「ECM ctalog」があります。こちらをひっぱり出してきて、面白そうなものを物色しています。今はアマゾンもあるし、かなり昔の音源でも入手しやすいですし、Youtubeで音を聴けたりもするしいい時代です。
さてご紹介するのは、David Darlingというチェロ奏者です。恥ずかしながら、まったくノーチェックでした。画像左の<Cycles>がグループで、右側の<Cello>がソロ演奏でのアルバムです。どちらも素晴らしいのですが、特に<Cello>の方は個人的にがソロ演奏に取り組んでいることもあって、とても響き揺さぶられるものがありました。
音源はこちら。
シンプルな音列で、これほど深い音楽が表現できるとは・・・ただもう、素晴らしいとしかいえません。
ちなみに<Cycles>が1981年、<Cello>が1991年の録音なのですが、今もって「鮮度」を失っていません。Manfred Eicher恐るべし。
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