バンドリンが到着 - Bandolín Ecuatoriano - [楽器]
オリジナル曲は、ようやくミックスが完了。今回は、かなり実験的なミックスになりました。なので参加メンバーの蔡君にクラウド経由で送って、試聴してもらっています。
注文していたバンドリンが到着しました。バンドリンとはいっても、ブラジルのそれではなくエクアドルのバンドリン「Bandolín Ecuatoriano」(バンドリン・エクアトリアーノ)というヤツです。通常のバンドリン(とかマンドリン)は、2弦1組の4コースですが、こちらは3弦1組の5コース・・・15弦です。復弦楽器には慣れているつもりでしたが、購入はさすがに躊躇しました。が、演奏してみると弦高は低いし、テンションが強くないので普通に弾けます。チューニングはギターと同じ(7カポ状態ですが)ですし。
ペグがこんな状態で(笑 チューニングはまだペグの位置に慣れず、ちょっと迷います(笑
ちなみに・・・この手の楽器「どこで習うんですか?」と質問される事が多いのですが、まあ自分なりのコツってのがありまして、以前少しお話ししたことあったかもですが「点で演奏する」という事です。ブズーキを演奏するようになってすぐギターの演奏方法ではダメな事がわかって、四苦八苦しながらあみだしたのです(笑 おかげで撥弦楽器であれば、だいぶ応用が効くようになりました。もちろんトラディショナルな演奏方法ではないので、邪道ではありますけど。
ISLAND UKULELE - エレクトリック・バリトンウクレレ - [楽器]
ちょっと寒かったですが、穏やかな連休でした。
さて、資金があったので1年越しで迷っていた楽器を購入してしまいました。ISLAND UKULELEというハワイの個人工房(だと思います)製の楽器です。バリトンウクレレでソリッドボディ、しかもスチール弦という・・・まあ生粋のウクレレファンの方は眉をひそめるような仕様ですね(笑 初めて楽器店で見た時からルックスに一目ぼれだったのですが、お値段もなかなかだったので、試奏もしていませんでした。しばらくしてもう一度覗いた時には、すでに誰かに購入された後。ほとんど1品モノだったので諦めていたのですが、夏ごろに材質違いで2本入荷していました。今度は音出ししてみたところ、これがもう素晴らしい音色。だいたいこのサイズのスチール弦の音色というのは、ある程度予測がつくのですがいい意味でまったく裏切られました。まったく耳に痛いところ無いまろやかな音色。かといって籠って音が引っ込むということもないのです。まさに「鈍色の・・・」です。この時も手持ちが無かったので見送ったのですが、今回諸々のタイミングが重なって購入とあいなりました。家についてじっくりとチェックしてみましたが、トップ材はコア、フィンガーボードは縞黒檀の実に美しい楽器です。ちなみにシリアルNoは「3」です(笑
ほぼ完璧といえる楽器だったのですが、ひとつ問題が。実は弦をボディ裏から通すのですが、裏側はサーキットも含めて1枚のパネルで覆われています。このパネルが10個以上のネジ止めとなっていて、すぐに弦交換ができません。まあ僕はめったな事では弦を切ったりしませんが、それでも何が起こるかわからないのがライブの怖いところ。いろいろ考えましたが、すぐに取り外せるようにしておいた方が便利です。そこでアクリルか硬質プラスチックのパネルで自作することにしました。
アクリルは曲線加工がきびしそうだったので、3mmの硬質プラスチックを選択して完成したのがこれ。マジックテープの厚みも入れてほぼピッタリに収まりました(少し隙間ありますがね)。下の方は指を入れてパネルを外せるように、少し短めにカットしてあります。
新しい「声」がまた一つ・・・であります(笑
JMT SYNTH - ノイズとボイス - [楽器]
前に、ドローンマシンと一緒にご紹介したJMT SYNTHさんのシンセですが、あまりに面白いのでホームページ掲載されていたモデルを注文してしまいまして(笑 それが・・・こちら。いやーカッコいいですよねえ。なんかもう面構えだけでイメージ湧いてきます。今回は前回の白いヤツと同時に即興演奏してみるつもりでしたが、まだこちらの操作に慣れていなくて、こんがらがってきたのでとりあえず1台だけで演奏。一回即興でざっと流して、そのまま少しオーバーダビングしてみました。さらにボイス音源を使って、ボーカルパートをダビング。こちらもキーボードでスイッチキーを同時操作して、手弾き即興です。
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少しボイスがハッキリし過ぎてるような・・・このへんの馴染ませ方っていうのはまだ勉強が必要ですね。
しかしこういうツマミの多い機材って、なんかワクワクしますよね。調子にのって少し遊んでみました。
おお!なんとなく昔のクラウトロックのジャケットみたい(笑
最後はオマケ。先日のビッグムーンの画像。生憎の曇り空。さらにコンパクトデジカメのショボイレンズではこれが限界ですが(笑
虫の声とともに、秋も近いようで。
DigiTech HardWire Supernatural Ambient Verb - リバーブ系が面白い2 - [楽器]
もう1台面白いリバーブを発見。DigiTechの「Supernatural Ambient Verb」です。実はHardWireシリーズのリバーブを持っていたのですが、あまり特徴がなかったので手放してしまいました。このモデルも同じくLexiconチームが関係していますが、なかなか気合いが入っています。特にプレートリバーブは、Youtubeの比較動画ではラックタイプに迫るクオリティです。さらに今回はエグいモードも装備していて、実に魅力的なエフェクターになっています。フットペダルの箇所にも「HardWire」ではなく「DigiTech」の表記があり、さらにアメリカ製と本気度が違います。音源は、前回と同じく「FDR-1」と組み合わせてGold Toneでの一発録りです。
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「リバーブ」+「モジュレーション」+「ピッチシフト」といったところでしょうか?ソロで済ませるつもりが、ミックスしているうちにどうしても試したくなったので、ストリングスをダビングしてしまいました(笑
まーーーーーーーーーーーったくどうでもいいですが・・・リバーブとかクリーンブスーターとかいったエフェクターのLEDはブルーの方が「高性能」な感じしませんか(笑
BOSS Tera Echo TE-2 - リバーブ系が面白い - [楽器]
宅録が本格的にPCに移行してからというもの、単体でのエフェクターをほとんど使わなくなっていました。大した理由でもないのですが、DAWのプラグインが充実しているので「とりあえずクリーンで録音して後で加工すればいい」という単純なモノ。ライブもZoomのマルチを使うようになって、もともとエフェクターで音色をつくり込むタイプでもないので、「とりあえず使えれば問題無し」としていました。なのですが、音源のアイディアを練るのにエフェクターのPVをチェックしていたところ、面白いエフェクターを発見。これがマニアックなブランドでもなんでもなく、BOSSブランドのコンパクトエフェクターなのです。1年ほど前に発売になっていたようですが、「Tera Echo」という少々大げさな(笑 ネーミングのこのエフェクト、「リバーブ」+「ディレイ」+「モジュレーション」みたいなブツです。抑え目に使えば「キレイなリバーブ」ですが、セッティングによっては、なかなかにクセのある音になります。
僕は昔からリバーブ、ディレイ系エフェクトは好きで、それなりに使ってきましたが、一時の「よりクリーンにナチュラルに」といった傾向から、少しばかり毛色が変わってきているのかもしれません。人数が集まった演奏では、あまり使う機会がないと思いますが、ソロパフォーマンスであればなかなか面白い事ができそう・・・という事で、コンパクトエフェクターだけのかけ録りを試してみました。機材は、「Tera Echo TE-2」に最近よく使っている「FDR-1」を組み合わせての一発録りです。
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ちょっと大人しかったか?もう少し、エグい感じでも面白かったかも。
ちなみに使用楽器は、Gold Toneの「Guitar Mandolin」です。前回ご紹介してからペグとボリューム、トーンノブを交換したのですが、「せっかくだから」とゴトーのマグナムロックに・・・
水牛の角製のノブ・・・
に交換したところ、本体価格より高くなってしまいました。まあ、使い易くなったのでいいんですけど(笑
ノイズとドローン [楽器]
最近使い始めた楽器に、アナログシンセがあります。すこし前にご紹介したmid-fi electronicsのドローンマシン(左)と、一番最近入手したJMT SYNTHさんのアナログシンセ(右)です。こちらはなんと日本製なのですが、同じく個人制作されているものです。鍵盤のついたモノもいいのですが、こういうスタイルの方が「楽器」を演奏している気になります。JMT SYNTHさんのシンセはツマミによる音色変化が、即興演奏にあっています。もう少し操作に慣れて、本チャンのレコーディングにも積極的に使う予定です。
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今回は2台を直列につないで、即興でのドローンをやってみました。2台同時は案外と忙しいのです(笑
新しい声 - Gold Tone - [楽器]
5弦のエレックトリック・マンドリンをご紹介した時にコメントした「Gold Tone」というメーカーの事です。うろ覚えで「上海あたりの」と書きましたが、調べていたらフロリダの会社でした。適当情報すいません。とはいえこの価格帯だと「MADE IN CHINA」なんですけどね(シールも貼ってある)。ホームページには「フロリダで組み立て」みたくコメントありますが、それは無理でしょ(笑
ここのホームページを見てると変わった楽器が色々。演奏動画もあったりして、見てるだけで楽しい。
おや???と気になったのが「Guitar Mandolin」という代物。画像を見ると僕が入手した5弦マンドリンの6弦バージョンっぽいのです。しかし「ギターマンドリン」というか・・・ようは「小さいギター」ですよねえ(笑 「カレーライス」か「ライスカレー」かみたいな。ボディは同じようだけど、ネックは明らかに太い感じで「面白そうだな」とは思ったものの、わざわざ取り寄せて購入するものではないなあ・・・と思っていたら某オークションで発見しました。今回はさらに競争相手がいなくて(そりゃそうだ)、激安(X千円単位)で落札できました。
中古扱いでしたが、届いてみるとピックガードの保護フィルムも剥がしていない新品状態。ちょっと驚いたのがピックアップで、5弦では金属部に触れてないとノイズを拾うのですが、6弦ではノイズが皆無な事。スペックなんか変わらないはずだし?とちょっと考えましたが、並べてみるとボディの色が違います。思うに5弦のほうが昔に作られたモノなのではないかと思います。
ホームページを見ていて、わかった事があります。ケンタッキーマンドリンもシングルコイルなのですが、ゴールドトーンのほうが、音が太いのです。随分違うものだと思っていたら、実はスタックタイプのハムバッキングだったのです(どうりで違うはず)。
僕がやってる音楽は、歌モノではありません。なので自分の「声」になる楽器というのがとても重要です。安物の楽器ですが、この楽器のトーンはなぜだか僕の好みにピッタリなのです。何の楽器だか「ハッキリしない」音なのですけど(笑
Gadget - シンセサイザー - [楽器]
ようやくデュオ音源のミックス、マスタリングが終了。今はクラウド経由でファイル受け渡しができるので便利ですね。
少し前からガジェット系シンセサイザー(という言い方が正しいのかな?)に興味がでて宅録にも使っていたのですが、この四角い箱・・・ドラムマシンなのです。これはチェコのBastl Instrumentsというメーカー(? の「TRINITY」というシリーズなのですが、色違いでモノフォニックシンセやシーケンサーなどがあって、横につないでいけるのです。これまではMIDI入力をもっていなかったので、DAWや他の機器との同期ができなかったのですが、この度晴れてMIDIユニットが発売。ブルーの本体左側のグリーンの箱がそれです。いやーやっぱりハードウェアがピカピカしながら同期演奏してるのは、見てるだけで楽しいものがあります。
Electric Mandolin #2 - 新しい家族が(笑) - [楽器]
今日は、デュオで録音した音源にパーカッションのオーバーダビングとミックスダウン。予定では5月中に終わらせる予定がのびのびになってようやく本日。あとは2ミックスをファイルにすれば、やっと終了です。一発録りの即興演奏にオーバーダビングするのは初めてだったのですが、金物系パーカッションだけとはいえ思ったより手こずりました。自分の演奏なんで、ある程度はタイミングが読めるのですが、時間がたつと細かいところは忘れてますね・・・やっぱり(笑
エレクトリックマンドリン(5弦ですね)があまりに面白いもので、他にもないかと探していたら某オークションで発見(笑 人気が無いせいかお安く落札できました。Kentuckyというメーカーですが、日本で製造していた時期があったんですねえ。なんせ古いものなんで、ちゃんと使えるか心配だったのですが(特にネックと電気系統)、ネックはとりあえず問題なさそう。音をだしてみたところ、ノイズもほとんどなくちょっとびっくりしたのですが、よくよくみるとピックアップを固定しているネジだけ新しい。
どうやら前オーナーが交換したようですね。
ペグは大丈夫でしたが、テイルピースにガタがきていたので秘蔵の(笑 モンテレオーネ・スタイルのパーツと交換。この形のパーツもアメリカからの輸入のみ・・・なので高いです。ちなみにこんな弦のセッティングは邪道ですから。
ケースもなかったので、探してみたところGIG BAGさんのツイード柄のものを発見。小さくてかわいいですな。
Electric Mandolin [楽器]
しばらく前からライブでマンドリンを使ってみようかと考えていましたが、そうするとピックアップの問題があります。あれこれ探してみるよりも、ここは考え方を変えて思い切ってエレクトリックを・・・と探していたところウェブで発見。「ゴールドトーン」という確か上海かどこかのメーカーだったと思うのですが、アメリカなどに輸出していたと思います。なのでなかなか面白い仕様の楽器を作っています。僕が手に入れたのは、エレクトリックマンドリンの5弦です。
5弦になったことで、Cからのチューニングとなり落ち着いた印象に。余談ですが、ウクレレにも「エレクトリック」で「スチール弦」というものがあります。さらに6弦ウクレレでスチール弦とか。こうなるとなにがウクレレでマンドリンなんだか自己申告のような気が(笑
最近のアジア製造の楽器もかなりレベルが上がっていて、十分使えるものが多くなってきました。特に木工の加工技術はまずますの仕上がりです。問題はハードウェアです。コストダウンのため、どうしても国内製造のものが使われていることが多いのですが、特にペグの精度についてはイマイチなものが多いです。今回は手持ちでゴトーのペグがあったのでこちらに交換。
以前紹介したソプラノガットもペグがイマイチだったので、同じくゴトーに交換。
どちらもそこそこお値段しますが、チューニングはぐっと快適に。この手の楽器はただでさえチューニングがシビアになるので、ペグの精度は大事です。さていつライブデビューさせるか(笑