ピックの話 [楽器・機材]
時々テーマにしているピックのお話し。これまで水牛の角素材のものをベスト!としてきたワケですが、実は欠点もありました。それは「削れやすい」事。一回ライブをやると結構削れます。元が2mmぐらいあるのでまあ削れたなりに使えるのですが、やっぱり感触が変わるのです。仕方ないかなと思っていたところに、タイミングよく新しいピックが発売になりました。それがDunlop 製の547R300 FLOW Jumbo ULTEX というモデル(画像左)。さっそく試したところ3.0mm 厚のものがとてもGood。印刷が出っ張っているのかザラザラしていて滑り止め効果も抜群です。ただ音色はやっぱり角製の方が若干暖かい音色で好みではあるのですが、あんまり気にするほどの差ではないかもなと。しばらくメインに使ってみようと思います。
さて画像右側は一緒に注文した V-PICKSの V-INSANITY Insanity Premium Series というもの。これは厚さが11.85mmもあります。もうほとんどアクリルの塊(笑 お値段も1枚4000円という驚きの価格。普通なら絶対買うわけないのですが、実はYahooオークションクジで期間限定4000ポイントが当たり、もうすぐ失効する直前だったのでこいつにつぎ込んでみました。使用した感触ですが、案外普通に弾けます。ピッキングフォーム改造後、ピックの先端を使って滑らせる感じで弾いているので、先端が尖っていれば厚みはあんまり関係ないみたい。
ただ無くしそうで、持って歩けないなあ(笑
ライブも是非足を運んでくださいませ。
LIVEのお知らせ [ライブ]
来月アタマにライブをやります。
<4つの声>
国分寺 Live Cafe giee
10月7日(日)
オープン:18:30 スタート:19:00
tチャージ:¥2000+ドリンクオーダー
http://giee.jp/
桃子(ボーカル)、 箕輪一広(フレームドラム、レク、ダルブッカ) 、蔡怜雄(トンバク、ダフ、サントゥ―ル)、山田朋秋(ブズーキ)
今回は前回対バンだったお2人と4人編成で演奏します。前も4曲ほど共演したのですが、これがなかなか興味深い感じで、もう少しきっちりと演奏してみようということになった訳です。
是非足を運んでみて下さいませ。
Carol Brass Pocket Trumpet [楽器]
トランペットの話。
随分前からポケットトランペットをメインに使っている。昔から小型のなぜかモノが好きで、もとは通常モデルを使っていたのだが存在を知ってからはメイン楽器にすることにしたのだ。初代はジュピター製、2代目はマルカートという楽器店オリジナルモデル。ただもともとが「お遊び用」な為、あまり使い易くはなかった。吹き込みもスムーズでないし、なによりバルブのレスポンスがあまりよくない。そこで(前回マウスピースの紹介で一緒に写っていた)テイラー製のモノに買い換えた。これはポケットでも「使える」楽器をコンセプトに造られているのでとても良い。テイラーがヘビーウェイトのものが多いでポケットでもかなり重量がある。それが音に大きく影響しているのだろう。
さてなぜ今回新しく入手したかというと、なんとこれは「C管」なのである。通常トランペットは「B♭」で専用の譜面以外は転調する必要がある。C管だとそのまま使える。ただ少し短くなった分ピッチの問題などがあるようなのだが、最近は製造技術の進歩でだいぶ使えるモノになったという話は耳にしたことがあった。そしてなんとC管がポケットトランペットで発売されたのである。オマケにこのチューニング管のシステムは、自分的に昔から欲しかったモデル(首が伸びるヤツね)。メーカーはアジア製だけどクオリティには定評のあるキャロルブラス製。これはもう即断(笑
さて我が家にやってきたCPT(とは略さない 笑)は素晴らしく使い易い。これでテイラー製の1/3の価格である。スゴイなこの会社。
Graceland 2 [音楽]
アルバム<Graceland>にはドキュメンタリーDVDが付いていたのだけど、期待していなかったので観ていなかった(笑 朝時間があったので初めて試聴。ところがこれが面白かった。このアルバムが物議をかもした当時(僕は大学生)当然インターネットもなくTVも持っていなかったので大した情報を持っていなかった。アパルトヘイトが絡んでいるのは知っていたが、その詳細が分かった。内容は書かないけど、Paul Simonのプライドも理解できるが、結果の叩かれっぷりは相当なもの。今だったらどうなっていたのかなあ?
さて話変わって。
今回のレコーディングではトランペットをキチンと使ってみようと思いリハビリを開始(笑 最近マウスピースをリスペクトという名の「カッコから入る」というやつで、Chet Baker の真似でBachの6Bをチョイス(笑 していたのだけど、自分にはちょっとカップが大きい。なので前使っていたJET-TONEに戻した。やっぱり随分楽になった。とはいえ唇がすっかり軟弱になっていてスタミナがまったく無い。これはもう練習しかないのでこれから地道に吹き込みしていく予定である。さてさて。