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Instrument #1 [楽器]

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最近入手した楽器のお話。
以前こちらで「ミニギター」をご紹介しました。手を加えて使えるようにしたもので気に入ってましたが、ひとつだけ「惜しい」箇所がありました。「ミニギターごときに何を些細な・・・」とおっしゃる方も多いと思いますが、それはフロントピックアップが付いていないことです。
僕はレギュラーのギターでもほとんどフロントピックアップしか使いません。何故かと言われてもそれはもう「そういうものだ」としか(笑 言えないのですけどね。
普通の感覚ではミニギターは洒落で使うギターでしょうからそれでいいのかもしれませんが、僕はこの小さなサイズの独特の音色がとても気に入っています。ストラトやテレキャスタイプですとミニでも2ピックアップはまだ目にしますが、レスポールタイプとなると(加工が面倒なせいか)タマ数も少なく、あってもフロントピックアップの位置に内蔵スピーカーが(いらんものを)セットされているものが多いのです。このギターは某オークションで落札しましたので、もしかしたら目にした方もいらっしゃるかもしれません(笑 中古なのですが、前オーナーが執念で大改造されたものらしく(僕はよーくわかります)、要求をクリアするスペックとなっています。

ベースとなっているのは(いろいろ言われてますが)EDWARDSのミニレスポール。こいつはフロントピックアップの位置にスピーカーが内蔵されていますが、取り外してDIMARZIOのDP151。ブリッジをKahler、ペグをSperzelのロックタイプに交換・・・と興味のない方には笑われそうな改造が施されています。おそらく改造が終了した時点でオーナーも飽きちゃのでしょうね(笑 あまり使い込まれたふうでもなく、良いコンディションで僕の手元にやってきました。
本体は中国製でしょうけどなかなかしっかり造られていますし、音色も好みでこれから活躍してくれそうです。

さて、もしかしてミニギター興味をもたれた方がいないとも限りませんので、少しお話を。
「ミニ」といってももちろん厳密にサイズ分けされているものではありません。レギュラーチューニングで使おうと思った場合気をつけなければいけないのは、弦長です。僕の経験ではボディサイズと関係なく、最低でも520mmは欲しいです。弦は太め、できれば0.12からはじまるセットを使ってください。ダダリオのジャズ用の弦がこの太さです。そして演奏の際は、クリーントーンを基本にしてチョーキングなどは出来るだけ避ける事。 まあ、「フルアコでオーソドックスなジャズを演奏する」感じでいけば、実に個性的なトーンで演奏できます。間違っても汎用性のあるギターではありませんのでご注意を(笑
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